設計部の木村です。
はじめまして。
2018年も残すところ3ヶ月を切りましたね。
初回なので自己紹介もかねたいと思います。
私は転職をして建築を始めました。
建築の勉強を始めるに安易ですが、何も分からないので、まずは資格かなと思い、建築士の勉強を始めました。
建築士の受験には実務経験が所定の年数必要になります。大学や専門学校で建築に関係する学科を出ていれば、実務経験が短縮されます。
各学校のコースで細かく決まってはいるものの、多くは建築関連の学校を出れば、2級は実務経験なしで受験でき、1級は実務経験2年が必要です。
戦後間もない頃の住宅不足解消の政策の名残もあり、建築士を増員するため、以前は土木卒でも建築卒と同様に受験資格がありました。しかし、耐震偽装問題の後、土木卒でも所定の履修科目やインターンシップの単位が必要だったりと、受験審査基準が厳しくなっています。
私は土木で修士ですが、耐震偽装で受験基準が厳しくなったのが在学中の出来事でした。その為、幸いなことに耐震偽装以前と同じ緩い受験審査基準が適用でき、修士時代の研究論文の審査で、建築士の実務経験年数の2年を頂きました。審査には、研究は『建築に関するもの』とありますが、提出したのは、石橋の構造解析やゴムの力学モデルの論文なので、全く以て関係ありません(笑)
耐震偽装の前後で如何に厳しくなったか分かります。
私は、一昨年1級建築士の学科試験に受かりましたが、製図とどうも相性が悪く苦手意識が拭えず3年目を迎え、今年も1級建築士の設計製図試験を10月14日に受けました。
結果は12月の発表を待つところです。
もしかすると来年学科試験を受ける可能性もあるので、少しずつは備えておかないといけないかとも思います。
実務経験をしたので、学科試験の当時とは違った視点で勉強できるのも面白いかと思いますが、正直試験勉強は避けたいのが本音です……
取り合えず、お酒は解禁しました。
建築の勉強も然りですが、対人スキルも勉強中です。
今後お会いする機会がございましたら、不器用ですが一生懸命お仕事させて頂きますので、宜しくお願い致します。