先日営業担当の植田と行った重量木骨の総会。 総会の報告は植田に任せて…
はるばる東京まで来たという事で植田と、1918年にル・コルビュジエが提唱した芸術運動「ピュリスム」にスポットをあてた展覧会「ル・コルビュジエ 絵画から建築へーピュリスムの時代」を、コルビュジエが本館を設計した 上野の国立西洋美術館まで観に行って来ました。
この展覧会では、コルビュジエの絵画と建築の関係が面白い様に見えてきます。
元々画家になりたかったコルビュジエは、結婚の届出書には、職業『画家』と書いていたそうです。
彼の絵画の師匠のオザンファンと共にピュリスム…あえて訳せば純粋主義を提唱。本来フランスの文化に備わっていた理性や秩序、合理性を取り戻し、構築と統合を重視した芸術を打ち立てようとしてエスプリ・ヌーボーと言う雑誌を発刊しました。『ル・コルビュジエ』とは、『エスプリ・ヌーヴォー』で使っていたペンネームで、 本名は、『シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ』と言う名前なのです。建築を勉強している方なら知られてる事ですが…
オザンファンと共に活動していたコルビュジエは、あるきっかけで集めた『ピカソ』 や『レジェ』の作品から自由な色彩や形等、その良さを改めて認識することになった。 これをきっかけに規則に縛られたピュリスムのあり方に疑問を持つようになり、次第にオザンファンと不仲となりピュリスムは終わりを迎える。
そしてピュリスムの時代の建築は、白の時代と言って、白い壁と直線で構成された建築が多く その終盤の作品が、『サボォア邸』になります。その内部は、後のル・コルビュジエ建築に現れる鮮やかな色彩も出現しています。絵画を通して見る『ル・コルビュジエ』
さわりだけですが…如何でしたか?
続きが気になる方は、是非IDAHOMESへお越しください!ゆっくり語り合いましょう!(笑)